Map your Mind.

Medical student. Jazz.

卑屈すぎんだろ

iPhoneのメモを漁っていたら、2年ほど前のメモが出てきたので供養します。

 

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最近人のこと(含行い)を「嫌いになる」ことがある自分に失望と驚きを覚える。というのも、そのようなことは少なくとも金沢に来るまではほとんど経験したことがなかったから。恐らくこれは自分にとっては新しい感情で、それとの付き合い方をまだ確立できていないのだと思う

 

なぜ「人を嫌いになる」ことがなかったのかというのはハッキリしていて、端的にいうと『自分以外の全ての人は自分よりも優れていると本気で思っていたから』。正確に言えば今でもそう『思っている』、もしくは『思いたいのだと思う』。

 

自分にない特性を一つでも持っている人は、その点において自分よりも優れているので、自分はその人よりも劣っている。具体例を挙げると、例えば毎朝早く学校に来て予習をしていた隣のクラスの女の子は、例え僕より成績が悪かったとしても、僕には出来ない「毎朝……予習をする」ということを出来ていたのだから僕は彼女を尊敬していた。もしくはそれを出来ない自分は彼女より劣っていると思っていた。

 

これは明らかに拡大解釈的ではあるけれど、その発想からは未だに抜け出すことはできていない。そして自分と同じ人間など存在しないのだから、当然の帰結としてとして「自分は他の誰よりも劣っている」と感じていた。そして他の誰もを尊敬していた。

 

そうした"劣った"自分を愛することはできないまま現在に至るわけなのだけど、最近どうしたわけか他人を尊敬できなくなってきた。

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今でも「自分は他の誰よりも劣っている」という感覚は拭いきれませんが、

当時に比べてその感情との付き合い方は改善されたように思います。

(どう改善されたのかを考える余地あり)